筆者は祖父、父親に至るまで前から禿げるタイプの家系です。
小さな頃から、自分は禿げないと言い聞かせて生きてきましたが、歳を重ねるごとに
抜け毛という魔物は確実に近づいてきているのを日々、実感します。
小さな頃、祖父はカツラを被っていました。
小さな頃、父は前から頭の砂漠化が進行していました。
祖父も父も、30年後にはスキンヘッドになりました。
筆者も、おそらくスキンヘッドになると思われます。
何度も頭皮のケアや育毛剤などをインターネットで調べていましたが、逃れられない髪の毛の運命を悟り
植毛について調べました。
結論と致しまして、まず思ったのが「費用が高い」でした。
確かに小さな頃にCMで何度も見た、アートネイチャーやリーブ21などから考えれば植毛の技術は驚くべき
進歩を遂げているのかもしれません。
テレビが白黒ブラウン管から、4Kの大画面テレビに進歩したように昔と今を比べれば驚きの進化といっても良いでしょう。
しかし、植毛とテレビには大きな違いがあります。
テレビは昔に比べ高性能に、綺麗に映像を映し出し、価格も安くなりました。
では、植毛はどうか。
昔に比べて確かな効果が実感でき、自然な仕上がりになるようです。
それはどこのクリニックを調べても同じでした。
しかし「費用が高い」
これは大きな問題です。
日本には多くの人が薄毛や抜け毛に悩んでいるにも関わらず、同じように多くの人が費用の高さに諦め、薄毛や抜け毛と
共存する道を選んでいます。
インターネットで「エステセンタージャパン」「安い」と検索をかけると様々な広告が現れ、短時間での増毛と格安な費用を謳いますが
まず、増毛と植毛の違いを知らない方からすれば、最初に値段に目が行き思うような効果が得られるかの確証はありません。
他にも分割で月々これだけの格安費用を謳う広告もありましたが、最終的に支払う値段はやはり高額なものでした。
植毛の技術は日々進化し、お金さえ出せば思ったような効果が得られるかもしれませんが、多くの人が「費用の高さ」で
挫折し、自分のあるべき頭の姿と向き合っています。
願わくば、テレビのように大きな進化を遂げ、値段も下がったように、植毛も保険が適用されるなりの処置が取られて
敷居が下がることを切に願います。
筆者の髪の毛が元気なうちに実現することは不可能でしょうが……