SMBC日興証券がインサイダー取引!相場操縦とは何なのか?解説!

本日は、この前に発生したインサイダー取引に関するニュースです。
東京地検特捜部は、金融商品取引法違反の相場操縦の疑いで、SMBC日興証券の幹部らを逮捕した。
ヒル・トレバー・アロン容疑者(51)の管轄する2つの部署が連携し、特定銘柄の株価を不正に維持した疑いがあることが5日、関係者への取材で分かった。
特捜部は組織的な犯罪とみて捜査している。
同社の近藤祐一郎社長は5日の記者会見で
「今回の件を重く受け止め、市場の信頼を揺るがしかねない事態を招いたことを深く反省している」
と謝罪した。
相場操縦の疑いがあるのは、証券会社が市場時間外に大株主から株式を買い取り、投資家に販売する「ブロック・オファー」と呼ばれるもの。
逮捕された4人はいずれも株式部門に所属している。
関係者によると、エクイティ部管轄の「エクイティプロダクトソリューション部」が大株主や投資家と調整し、取引価格の根拠となる目標終値を担当のエクイティ部と共有したという。同部長の山田誠容疑者(44)らは同日、自己資金で上場企業5社の株式を購入した疑いが持たれている。
このうち、卸機械会社の株式は2020年8月6日に取引され、山田容疑者は市場終了直前の20分間に約6万株の買い注文を出したという。約37,000株が売買されました。同日、市場全体で取引された20万6300株のうち、買い注文は約3割を占めた。一時18,990円まで下がった株価は11,000円で引けた。
山田容疑者らは短期間に売買高の相当分の買い注文を繰り返しており、特捜部はこれを違法取引の証拠とみている。関係者によると、4容疑者は特捜部の任意の事情聴取に対し、取引の違法性を否定しているとみられる。
証券会社がインサイダー取引をすれば、相場の公平性が無くなります。
社員はその認識をしっかり持って顧客保護に取り組んで欲しいですね。